成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第8回 2018/06/01

成蹊大学メディア・リテラシー演習ブログ

成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第8回 2018/06/01

全15回のラジオ演習も今回で8回目。折り返し地点を迎えましたので、ここで現状をざっと整理しておきます。現在、学生7名が2つの班にわかれ、それぞれ録音番組を制作しています。各班のテーマは、暮らし班4名が「吉祥寺で暮らす視覚障害者の生活」、色班3名が「見えない人にとっての色(と買い物/ファッション)」です。それぞれのテーマにもとづいて取材先を探してコンタクトをとり、現在は取材アポのとれた相手から順にインタビューを進めている、という状況です。

さて今週月曜日(5月28日)には、色班と暮らし班が、視覚障害者の方に合同インタビューを行いました。まずはそのインタビュー結果の報告もふくめ、各班の進捗状況と今日の作業予定を報告してもらいます。

色班は、録音したインタビューを全員で聴く。その内容をふまえて、来週火曜日の取材アポがとれた、次の取材相手の方への質問を検討する。メールの返信がとどこおっていたもうひとつの取材先候補にも電話したが、先方が多忙のようで、なかなか返信をいただけない。そこで返信が間に合わない可能性を考慮して、番組構成を見直すことにした、ということです。取材は相手しだいという面がありますので、臨機応変の対応はよいですね。

暮らし班は、先週金曜日にお会いした方と、今週月曜日にインタビューした方に、「サウンドピンポン」(サウンドテーブルテニス)という共通点があったので、その点を取り上げてみたい。また、金曜日の方は吉祥寺にも詳しいので、「吉祥寺での暮らし」を番組にどのように取り入れるか検討するということです。

2つの班とも実際にインタビューを開始することで、番組構想に変更や追加が必要になってきているようです。これは一歩後退のようにみえますが、現実の取材相手と接することで、漠然としていた番組構想が、すこしずつ具体化しつつあるということです。こうして徐々に番組の全体像がみえてくるのだと思います。

それでは各班にわかれてそれぞれ作業を進めていきます。まずはインタビューで録音したデータをパソコンにコピーし、音声編集ソフトで聴いてみます。ソフトを操作するのははじめてですので、久保田ディレクターに教わりながら操作していきます。最近の若者はスマホ世代で、パソコン操作が苦手な人が多いといわれますが、学生のみなさんはどうでしょうか…。

休憩をはさんで色班は、月曜日のインタビューをもとに来週の取材での質問内容を考えます。3名とも熱心に音声を聴きながらメモを取っています。来週の取材相手は研究者の方で、専門的な内容になることも想定されます。そこで見城先生と久保田ディレクターからアドバイスをいただきながら、考えついた項目をつぎつぎにリストアップしていきます。

暮らし班は、明後日(6月3日)の吉祥寺での同行取材で、歩きながらのインタビューも予定しているので、教室の外で練習することに。日曜日の吉祥寺は人であふれますので、視覚障害者の方の安全面を考慮して、暮らし班4名の取材フォーメーションも重要です。インタビュアーが取材相手の横に、残り3名はその前後を歩くことになりました。教室に戻ってから、吉祥寺サンロードの喧騒のなかでうまく録音できるかどうか、という話になり、ではインタビュー録音している周りで見城先生や私が大声で会話するのはどうか、ということになりかけましたが、イヤイヤそれはただの変な人で終わってしまいますので……ということで、YouTubeにあった「ガヤ」音を使って教室で録音実験することに。実験はうまくいきましたが、さて本番はいかに……こちらは番組でお楽しみください。

演習も終了間近になり、色班は質問内容検討のツメに入りました。備えあれば憂いなし、万全の準備をして、各班とも次のインタビューにのぞんでください!(石堂彰彦)