2019年度後期成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第1回 2019/9/20

成蹊大学メディア・リテラシー演習ブログ

今日はアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ日本大会の開幕日。秋の雲が広がりながらも蒸し暑かったこの日、むさしのFMの協力の下に、成蹊大学「メディア・リテラシー演習」のラジオ番組制作演習が始まりました。16名の履修生が、「みんなが住みやすい社会について考える」というテーマで録音番組と生放送番組を作り上げていきます。完成した番組は、2020年1月10日(金)14:00〜15:00にむさしのFMでオンエアされる予定です。

メディア・リテラシー演習は2005年から成蹊大学文学部が開講している授業です。むさしのFMやNPO法人むさしのみたか市民テレビ局の支援を受けながらラジオ番組やテレビ番組を制作することで、メディアを情報の送り手の立場から見つめ直すこと、コミュニティを普段とは異なる視点から捉え直すことを目指しています。ラジオ番組制作演習はこれまで9回おこなわれており、今回は記念すべき第10回目の授業です。

過去に制作してきたラジオ番組の中には、パラリンピックや目の見えない人の生活をテーマとしたものがありました。今回はそれらを参考にしながら、障害の有無や年齢、性別などの違いにかかわらず生活しやすい環境=ユニバーサル・デザインをテーマに番組を制作します。なかなか難しいテーマですが、さまざまな切り口が考えられるため、思いもよらぬ発想の番組ができるかもしれません。

初回の今日は、授業のねらいやコミュニティFMの歴史についての説明の後、履修生が自己紹介をしました。メディアに興味がある人、ラジオが好きな人、地域コミュニティに関心がある人、物作り一般が好きな人など、履修の動機は様々。受験生のときにこの授業のことを知って成蹊大学への進学を決めたという人も2名いました。

引き続き、前回この授業で制作したラジオ番組2本(「目では見えない街の姿―鈴木さんと歩く吉祥寺」、「目で見る色と見ない色―色がつなぐ二つの世界」)を試聴して、これから自分たちが作る番組のイメージを膨らませました。(記事写真:前回の授業で制作したラジオ番組を集中して聴いている履修生。居眠りしている訳ではありません)。また、次回までにラジオ番組を何か1本聴いて感想を書くこと、伊藤亜紗さんの『目の見えない人は世界をどう見ているのか』の一部を読んでくることが宿題となりました。

一体どんな番組が完成することになるのでしょう。漠然としたテーマしか決まっていない現在から番組が徐々に形になっていく過程を、履修生自身が随時ブログで報告していきます。どうぞお楽しみに!(T. K.)