2021年度前期成蹊大学メディア・リテラシー演習記録 第1回 2021/4/9

成蹊大学メディア・リテラシー演習ブログ

2021年度の成蹊大学「メディア・リテラシー演習」のラジオ番組制作の授業が始まりました。大学の授業でラジオ番組を制作することにはどのような魅力があるのでしょうか。さっそくのぞいてみましょう!

昨年度、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、成蹊大学の授業はオンライン授業と部分的な対面授業の組み合わせで実施されました。しかし今年度、対面授業を拡大することになりました。そこで、「メディア・リテラシー演習」も、対面授業で行うことになりました。成蹊大学「メディア・リテラシー演習」のラジオ番組制作の授業は、2006年度前期に1回目が実施されました。今回は11回目の授業となります。制作したラジオ番組は2021年7月9日(金)14:00~15:00にむさしのFMでオンエアされる予定です。

初回の授業である本日。教室には久しぶりに学生が集まりました。なんだか教室が息を吹き返したようです。最初に、履修生は授業のねらい、コミュニティFMの歴史について把握しました。
次に、自己紹介をしました。自己紹介に耳をかたむけていると、履修生の履修の理由はさまざまであることがわかります。「ラジオを聴くことが好き」「ラジオ番組ができあがっていくプロセスを知りたい」「メディアにかかわる仕事がしたい」「芸能関係の仕事がしたい」「武蔵野市の活動を知りたい」「自分たちの力で情報を発信したい」など。しかし履修生全員が「ラジオ番組制作にとりくみたい!」と目をキラキラさせているのがよくわかりました。
さらに、前回の2019年度の「メディア・リテラシー演習」で制作されたラジオ番組を2本聴きました。1本目は「知っていますか?ベジタリアン」、2本目は生放送の「みんなで考えよう お父さんの子育て」です。履修生はラジオ番組を聴いた後、2人の組み合わせで疑問およびコメントを出しあいました。その後、全員に向かってそれらを出して、全員で共有しました。履修生はいろいろな疑問を出しあいます。「インタビューの相手をどのようにして見つけるのか?」「インタビューはどのように進めるのか?」「ラジオ番組の構成はどのようにして決めるのか?」「インタビューのとき、相槌は打ったらいいのか打たないほうがいいのか?」「生放送は時間配分をどのようにしているのか?」など。そこでむさしのFMの久保田さんがそれらの疑問に一つひとつ丁寧に答えてくださいました。履修生はプロのテクニックの数々に感激し、目から鱗をぽろぽろとおとしつつ、熱心にノートをとりました。
最後に宿題として次回までにラジオ番組を聴いて感想を書いてくることになりました。
(記事写真:前回制作されたラジオ番組について熱心に議論する履修生)

この「メディア・リテラシー演習」の履修生は大学2年生がほとんどです。したがって、昨年度、まだ見ぬ大学の授業にたいして希望で胸をはちきれんばかりにして入学したにもかかわらず、対面授業は部分的にしか受けられなかった学生がほとんどです。
本日、ようやく大学らしい授業が実現して、履修生同士で議論したり、教員のアドバイスに耳をかたむけたり、専門家のレクチャーに心打たれたりして、履修生は充実した時間をすごすことができました。
ラジオ番組を制作するということ、そしてラジオ番組制作に向かって、履修生同士で議論しあったり、専門家の知識を吸収したり、自分自身で調べたりして、ラジオ番組に結実していくプロセスを見るということは、履修生にとってはかけがえのない経験になることでしょう。このような経験を獲得するということが、大学の授業でラジオ番組を制作することの大きな魅力であると考えることができます。

今後は履修生がこのような経験の数々をブログで報告します。どうぞお楽しみに!

「久々にあかりがともる教室でラジオ番組制作授業」(演習担当 文学部 現代社会学科教授 今田絵里香)